君は僕の夾竹桃

小ネタ

身近にある毒の花、実は『永遠の愛』のシンボル!?

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夾竹桃(キョウチクトウ)の特徴

名前の由来はに似た葉と、に似た花。

日本はもちろん、アジア、モロッコやポルトガルといった地中海諸国から、アメリカでも中央分離帯植栽として多く見られる常緑広葉/低木です。

地中海沿岸原産なので乾燥に強く、夏や暖かい時期には元気に花を咲かせてくれます。
花期は6月から9月までと長く、品種も豊富で一重もあれば八重もあります。

瘦せ土でも育ち、病害虫や大気汚染、潮風に強く、雑な剪定でも枯れないため、公園や街路樹、学校などでもよく見かけます。

 

花言葉は『危険』、青酸カリより強い毒性

 

植物全体にオレアンドリンという強力な毒があり、切り口から出る白い乳液は触れないように注意が必要です。

よく育ち美しいのですが死亡事故も起きています。
花言葉が示す通り「危険」な毒の花です。

植物全体が有毒
•周囲の土壌も有毒、腐葉土にしても1年間は有毒
•耐火樹だけど生木を焼いた煙も有毒
•強心配糖体のオレアンドリンは心筋機能を阻害する
•中毒症状は下痢、嘔吐、眩暈、不整脈、心臓麻痺、皮膚炎など
•致死量は0.30mg/kgで青酸カリをも上回る

 

【花言葉】危険、注意、用心
【英語の花言葉】「caution(警告)」「beware(用心する)」
【英語名】  Oleander (オレアンダー)、Rose Bay
【学名】  Nerium oleander(ネリウム オレアンダー)

 

Oleanderの意味

古代ギリシャの植物名「Nerion」がラテン語化したもので、元はギリシャ語の「水」を意味する「neros」に由来しています。

これは、キョウチクトウの花が小川や川岸に生えやすいことに由来しています。

青年レアンダーの悲劇

オレアンダーは魅力とロマンスの象徴とされています。

英語名はギリシャ神話に出てくる若者レアンダー(Leander)からつけたとされています。

愛の女神に深く恋した青年は、愛する人に会うために毎晩へレスポントス海峡(現在のダーダネルス海峡)を泳いで渡っていました。

悲劇の夜、彼女のために花を摘もうとした時に溺れてしまいます。

翌朝、彼女は岸辺を「オォ、レアンダー!」と叫びながら探し回りましたが…

冷たく横たわる彼の手にはあの美しい花が握られていました。

現在オレアンダーは永遠の愛の象徴とされています。