レイプ・性的暴行の傷は癒えないまま被害者を殺す

虐待

レイプを起因とする自殺

 

先日誤報道によりフェイクニュースと書かれてしまっている、オランダのノア・ポトーベン[Noa Pothoven]17歳で自ら死を選んだ。安楽死の許可は下りなかったが、飲食を止めて両親が見守る中亡くなっている。(Yahoo!ニュースは訂正記事出してないみたいですが)
彼女は11歳の時と14歳の時に二人の男性からレイプされた事を自書「Winning or Learning」で明かしている。

 

 

スコットランドのリンジー・アームストロング(Lindsay Armstrongレイプ事件当時16歳。20019月に近所の公園で顔見知りの14歳の少年によりレイプされた。
裁判で事件時に身に着けていたTバックを裁判官や傍聴者の前で布が破れているかを確認する為に本人が手に持って掲げるように相手の弁護士に求められ、両親の居ない法廷で三度も自分の手で掲げさせられた上記載されていた文字「Little Devil (小悪魔)」を読み上げさせられた。
陪審員に彼女が処女であったことを疑問視させるためだろう。彼女は犯人と犯人の弁護人により二度辱められた。
犯人は626日に有罪になり当初は彼女も飛んで喜んだが、執行猶予などを受けるのではと恐怖した。
裁判の間抗うつ薬を飲んでいた彼女は判決から僅か三週間後の2002716日に過量服用をして自殺した。
17歳の彼女の部屋には大好きだったクイーンのボヘミアンラプソディが流れていた。

 

 

 

よく、レイプは魂の殺人といわれる。
実際に命を絶つ人もいるし、人の心を殺して生きる人もいる。
支える人、愛する人がいれば傷も癒えると思う、だけど一度癒えた傷でも何度でも時に生々しくよみがえってくる苦痛、それを一生抱え続ける。
女性に限ったことでもない、男性であれ同じこと。
どういった形であれ被害者の人生、生き方そのものに強力な影響を及ぼし続けている。
そして第三者の理解に乏しい言動でより傷が深く刻まれてしまう。

 

 

「これは同意じゃない」

2018年にあったアイルランドでの事件の裁判で女性が着用していた下着がセクシーであったため、同意があった、誰かと出会いを求めていたなどというバカげた理由が加害者側に優位に働き無罪になったことをきっかけに起こった抗議行動が、SNS上で#ThisisNotConsent のハッシュタグを付けて拡散された。
大体服の上から見えもしない下着のデザインで同意があったなどと後付け理由もいいところなのだが、結局はvictim blaming(被害者批判)がしたいのだ。このように海外でも被害者批判は存在している。性暴力・性犯罪被害者は被害者批判によって苦しみ続けることになる。
リンジー・アームストロングの事件から18年経った今でも同様の被害者批判が繰り返されている。今回のSNS等を通じた抗議活動によって第三者の意識改革が進み被害を受けた当事者がこれ以上辱められることのない社会、被害者の回復を願える社会になることを祈る。
Clothing is not consent.
#Notaskingforit
#ThisisNotConsent