欧州では無料なの? 中絶薬について

中絶、養子縁組

日本には中絶薬がない

日本で経口妊娠中絶薬による中絶はない、とりあえず病院検索してみたけど処方してくれそうなところはなかった。

子宮収縮作用があるミソプロストール(ミソプロストル、サイトテック)は潰瘍の薬として使用されています。

ミフェプリストン(mifepristone 、RU-486、ミフェプレックス)は未承認です。

4、5週目の早い時期なら症状も軽く、遅くなるほど重く長引き、子宮内容が残りやすくなります。

 

WHO(世界保健機関) が推奨する方法なのですが厚生労働省は危険だからと個人輸入をさせないように注意喚起をしています。

病院に行かないで中絶薬を求めている、検索している女性は10~20万の中絶費用が負担できない、相談できない、一人で焦ってパニックになっている状態なのに。

今すぐ安い中絶を求めている女性にとってはなんの解決にもならない情報なんですよ。

安易に個人輸入してるとかって書いてるけど必死なのよ。輸入する前にネットで危険性について目にするだろうけど、それでも選んだんだから。

 

厚生労働省のサイトにはリンクの切れたアメリカ食品医薬品局(FDA)のふるーい情報が載っています。リンク切れの情報をいまだに公開しているって・・・

ちなみにFDAがミフェプリストンを承認したのは2000年です。アメリカはアンチ中絶が強いのに。

日本は2004年に医師の処方がない場合はミフェプリストンの個人輸入を禁止しています

 

FDAのサイトを参照してまとめてみました。2018年12月28日時点での最新更新日は2018年3月28日でした。

 

※以下はアメリカ向けの情報です。

1. ミフェプリストンは妊娠継続に必要なプロゲステロンというホルモンの抑制する薬で、ミソプロストールと一緒に使用すると初期妊娠(最後の生理開始日から70日未満)を中断することができます。

2. ミフェプリストンを飲んじゃダメな人は最後の生理開始日から70日以降の人、

  • 子宮外妊娠の人
  • 副腎に問題がある人
  • 長期の副腎皮質ステロイド療法をしている人
  • ミフェプリストン、ミソプロストールや似ている薬にアレルギーがある人
  • 出血の問題を抱えている人、抗凝固剤を使用している人
  • 遺伝性のポルフィリン症がある人
  • IUDを装着している人はミフェプリストンの使用前に取り外すこと

3. どこで買えるの?

クリニックや病院で処方、薬局では販売していない。インターネットで合法に入手できない。

4. 副作用は?

二種類の薬を飲んでから2日間は、けいれん、膣からの出血、出血が多い場合によっては外科的に止める必要がある。他には吐き気、虚弱、熱、頭痛、下痢、目眩など。

2000年9月に承認してから2017年末までに22件の死亡報告あり。内2件は子宮外妊娠、複数件の敗血症。他の薬の服用、手術、処置、患者の状態と医師の情報のギャップなど複合的な理由があるため、このような重度の症状がミフェプリストンの服用によるものかは不明。

 

まあこれだけの副作用があるにも関わらず、子宮穿孔(腸を引っ張り出してしまい人口肛門になって例もある)、不妊、アッシャーマン症候群 (癒着して強い月経痛になる) など危険性があり、痛みを伴い、心理的負担が大きい掻把法 (ソウハ法) より全然マシなんです。世界的には初期であれば薬か吸引法なんですがねぇ。

5. 次の妊娠はいつから可能?

すぐに可能です。

6. 他の国で認可されていますか?

1998年にフランスで認可された後、英国、スウェーデンなど約60ヵ国で認可されています。

 

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中絶薬のオンライン処方 Women on Web

Women on Web (旧 Women on Wave) は中絶が違法な国や、安全な中絶にアクセスできない女性に対してミフェプリストン&ミソプロストールをインターネットで処方して送り届けるオランダのNGO団体です。

アメリカは中絶反対派が強く、団体に悪影響がある可能性があったので今までアメリカには送っていませんでしたが、2018年に Aid Access という名で活動を始めました。

中絶ピルは今までもオンラインで入手可能でしたが、適正でない薬であったり偽物の危険性がありました。

この団体は禁忌や妊娠が9週間を越えていないかなどスクリーニングを行い、医師が処方し、処方箋を信頼できるインドの薬局に送り、そこから中絶薬を送ってくれます。送られてきた使い方がわからなかったり、質問があればSkypeやヘルプデスクがあります。アメリカ向けなので英語とスペイン語のサポートですが。

Women on Web のサイトでは自動翻訳ですが日本語表示もあります。寄付制で、困窮している場合は無料で送ってくれることもあるようです。

ただ、個人輸入が禁止それているので残念ですが日本からの注文は違法でしょう。

今後移民が増えていく中で、日本の中絶方法は人権問題になってくると思います。

日本にいる女性が不必要に世界で時代遅れと言われている中絶方法で処置されるのではなく、医師が中絶薬を管理して適切に処方してくれるように願います。

(インドから中絶薬を個人輸入した女性の健康被害について報道がありましたが、関係があるかは不明です)

 

危険性についての記述

Women on Web のサイトを参照しました。

  • 致命的な敗血症は稀(約10万人に1人)
  • 妊娠9週目までの薬による中絶は合併症のリスクが低い。
  • 自然な流産と変わらない。
  • 中絶薬による死亡率は10万人に1人未満。
  • 自然流産とほぼ同じ死亡率。
  • ペニシリンによる死亡率は5~10万人に1人。
  • バイアグラは2000年までの死亡率は2万人に1人以上。
  • ヨーロッパのほとんどの国で使用。
  • フランスでは1992年以降百万件以上の使用があるが、死亡例はない。

 

Aid Access のアメリカ人購入者の反応

Aid Access ってホンモノなの? Women on Web とは関係あるの?利用したことある人いない?もしくは他に信頼できるソースはない?

 

Women on Web で注文しようとしたんだけど、アメリカにいる女性は助けられないって。メールで Aid Access に連絡するようにって書いてたのでそうしたわ。そしたら支払い指示が来たんだけど、Aid Access に関する情報が全然なくて躊躇してるの。ホンモノなの?詐欺なの?誰か利用した人いない?

 

とりあえず注文してみたわ。Aid Access は寄付金で成り立ってるわけではないみたい。薬の注文をするだけ。

 

インドで郵便が止まってて届かないのことを伝えたら再送してくれたわ。1つ目は23日、2つ目は15日で届いたわ。結局期限目前だったから手術したけど。

 

私がみたサイトだと届くまでに11日から18日かかるみたい。でもFDAが私達のドクターが必死な女性たちを助けようとしてるのを止めようとしてるって記事を10/22に読んだわ。注文後翌日には発送の連絡と追跡番号が来て、メールの内容もめっちゃ安心できる内容で、何かあった時の連絡先も送ってくれた。

 

ねぇ、女性たち!私生きてるわ!ちゃんと使用方法通りに使ったけど、めっちゃ緊張した。2週間後に確認の妊娠チェックをするわ。悲しくて後悔もあるけど、気持ちは安定してる。みんな、サイトはホンモノでピルもホンモノよ。

 

あとがき

中絶薬による健康被害の件でネットの反応は自己責任、自業自得といった言葉が並んでいました。

赤ちゃんが可哀想というなら、まずその母親を支援できる取り組みがあればと切に願います。

出来れば中絶前にカウンセリングして、中絶なのか、養子縁組に出すのか、女性が安心できる環境で考えて選べるようになってほしいです。