アフターピルのOTC 化、クリスチャンの反応は?

10月7日に政府が緊急避妊薬(アフターピル) のOTC化(Over the counter、店頭販売)を進める方針を固め、Twitterでもトレンド入りしました。
ようやく薬局で買える日が来るのです。

アフターピルは避妊薬?それとも堕胎薬?

アフターピルは女性ホルモン剤で、排卵の遅延や受精卵の着床を防ぎます。
そのため教会ではアフターピルは非難されることが多いです。
それは受精卵を人として、神様が想像した個人だと考える人が多いからです。
母親になった今でも「人はいつから人なのか?」という疑問が残っています。
教会でこのことについて知りたくても、質問に対する拒絶と否定(そもそもそんなセックスが間違ってるとか)、無知、決めつけから、質問に対して回答を得ることができません。
日本では妊娠第22週未満の胎児の人工中絶は認められています。胎児は露出していない=「人」とはなっていないため、堕胎に殺人罪は適応されない。だけど胎児も相続の権利能力が認められている。
生命の始まりに関する定義なのに曖昧なのです。
アメリカでも受精卵を人とみなすプロライフ、女性の自己決定権を重んじるプロチョイスで世論を二分しています。
アフターピルは妊娠・生命が胚に着床してから始まることになると考えるなら避妊薬だし、受精時だと考えれば堕胎薬と解釈されるのでしょう。
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受精した瞬間に人なのか?

受精時に生命が誕生すると考えれば不妊治療のIVF(体外受精)やIUD(子宮内避妊具)の使用は罪なのか?
そもそも受精した瞬間ってどの瞬間なのか疑問が出てきます。
一卵性の双子は受精後の分裂で個と個の人格になるけど、分裂前は何なの?
胞状奇胎で遺伝子がない卵子で受精した場合は接合子ではないから生命ではないよね?
2精子受精の場合は?
もしクローンが生まれたら?一人の遺伝子しか受け継いでいないけど?
考え出すときりがない。
ただ、数週間のうちに訪れるかもしれない「妊娠」に対する不安や苦しみから女性を解放できるのは確かだと思う。

誰の判断で飲むの?

そもそも避妊に協力的でない男性がどこまで妊娠の可能性と、女性の心身に気を使っているかは疑問…考えてないか気にしてない、他人事。
緊急避妊薬を処方、今後は薬局で購入するとしても、副作用で学校や仕事を休むことになるかもしれない。
同じパートナーに繰り返し飲むことを強要されるかもしれない(低量ピルにすればと思うけど)。
低量ピルでも体質に合わない女性もいるのに、吐き気、眩暈、疲労感、頭痛、胸の張り、重い出血、感情の浮き沈み・・・、結局男性は何も感じず女性一人で背負うことになる。
妊娠しないかもしれないのに薬を飲む、飲むことを強要される。
もちろん中絶手術よりは体も心の傷も少ないけど、決して気分がよいものではないし、そんなホルモン剤を飲む状況にさせた相手には不信感しか残らない。